おりもの
「まだ小さいのに、おりものが出ている気がする…」
「下着に黄色っぽいシミがついていた」
「かゆいのか、何度も触ってしまっている」──
こうした症状があると、親御さんとしてはとても心配になると思います。
「はまかぜ小児科みなとみらい」では、小児の外陰部(デリケートゾーン)の症状についても、恥ずかしさや不安を感じさせない診療を大切にしています。
女の子のおりものとは?
「おりもの」とは、膣(ちつ)や外陰部から出る分泌物のことを指します。
思春期以降の女性にはよくあるものですが、小さいお子さん(未就学〜小学生)の時期に見られるおりものや外陰部の異常には、注意が必要なことがあります。
通常の範囲であれば、治療の必要はないこともありますが、感染症や皮膚炎、異物混入などが隠れているケースもあるため、違和感があればご相談ください。
子どもに見られる「おりもの」の原因
お子さんの年齢や状態によって、おりものの性状や原因は異なります。
| 原因 | 特徴・解説 |
|---|---|
| 膣炎(ちつえん) | 細菌やウイルスが膣に感染。白や黄色いおりもの・悪臭・かゆみを伴うことも |
| 石けんやおしりふきによる刺激 | 洗いすぎによる皮膚のバリア機能低下。赤みやかゆみ |
| 便による汚染 | トイレ後の拭き方によって便が陰部に入り込むことがある |
| 異物(トイレットペーパーのくずなど) | 小児の膣に異物が入り込み、分泌物や臭いの原因に |
| 尿や便によるかぶれ(外陰部皮膚炎) | オムツやトイレ習慣の影響で起こるかぶれ |
| ホルモンの影響(思春期前後) | 初潮前後で一時的におりものが増えることもあり |
特に注意が必要なのは、膣炎や異物混入です。お子さんが不快感を訴えにくい年齢では、症状が進行してから気づくこともあります。
こんな時はご相談ください
次のような症状がある場合は、一度ご受診をおすすめします。
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おりものが黄色や緑色、悪臭がある
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かゆみや赤み、ただれ、触って気にする様子がある
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陰部から出血がある
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下着に毎日シミがつく
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トイレのあと「ヒリヒリする」「痛い」と言う
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繰り返す膣炎やおむつかぶれ
当院では、必要最小限の診察でお子さんの心と身体に配慮した対応を心がけています。
場合によっては、保護者の方からの聞き取りだけで判断できることもありますのでご安心ください。
小児の膣炎・おりものの治療
原因に応じて、次のような治療やケアを行います。
1. 外用薬による治療
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抗生剤や抗真菌薬入りの軟膏(外用薬)
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清潔を保ちつつ、皮膚の炎症や感染を抑えます
2. 正しいケアの指導
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過度な洗浄を避ける(石けんの使いすぎに注意)
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入浴時にぬるま湯でやさしく洗うだけで十分
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排便後は前から後ろへふき取る習慣を
3. 異物が疑われる場合
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異物の除去や、婦人科的処置が必要になることもあります(必要に応じて専門機関をご紹介します)
思春期のおりものと性教育への配慮
小学校高学年以降になると、月経の準備としてホルモンの影響でおりものが増えることもあります。
この時期のお子さんは、体の変化に戸惑いや不安を抱きがちです。
私たちは、「どんな質問にもやさしく答えてくれる場所」でありたいと思っています。
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デリケートゾーンの相談も恥ずかしくない
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思春期のお子さんが安心して受診できる環境づくり
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保護者の方の心配にも丁寧に向き合う姿勢
これらを大切にしながら、診療を行っています。
女の子のおりものについてのよくある質問
Q1. おりものがあるのは病気ですか?
A1. すべてが病気とは限りません。 成長の一環として出る場合もありますが、色・におい・量・かゆみなどに変化がある場合はご相談ください。
Q2. 何歳からおりものは出るものですか?
A2. 乳児期はお母さんのホルモンの影響で一時的に出ることもありますが、基本的には思春期(小学校高学年以降)に増えてきます。
Q3. 子どもでも膣炎になりますか?
A3. はい、なります。トイレの拭き方や洗浄のしすぎ、感染などが原因で膣炎を起こすことがあります。
院長より
「女の子のデリケートな症状だから、どこに相談すればいいのかわからなかった」というお声をよくいただきます。
私たち「はまかぜ小児科みなとみらい」では、お子さんの気持ちや成長段階に合わせたやさしい診療を心がけています。
おりもののこと、外陰部のかゆみや赤み、思春期の変化など、気になることがあればいつでもご相談ください。
土日も診療していますので、忙しい保護者の方も安心してお越しいただけます。
