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じんましん(蕁麻疹)

「突然、全身に赤い発疹が…」
「強いかゆみで夜も眠れずにぐずってしまう」
「皮膚に出たり引っ込んだりする湿疹があるけど、何が原因かわからない」

このような症状が見られた場合、考えられるのが「じんましん(蕁麻疹)」です。
当院では、お子さんのじんましんの原因を丁寧に探り、症状に合わせた治療と再発予防を行っています。

じんましんとは?

じんましんは、皮膚の一部が突然赤く盛り上がってかゆくなる、アレルギー反応の一種です。
皮膚の血管から水分がしみ出して、一時的に腫れたり、地図のような形に広がることもあります。

症状は数時間から1日以内に消えることが多いですが、原因によっては繰り返すこともあり、慢性じんましんに移行することもあります。

子どもによく見られるじんましんの特徴

  • 突然、かゆみを伴う発疹が出る

  • 出たり消えたりを繰り返す

  • 赤いブツブツがくっついて広がることもある

  • 強くかいた後、さらに症状が悪化する

  • 特にお風呂あがりや寝る前に悪化しやすい

乳児・幼児では、ぐずったり、かゆみで眠れなかったりすることもあります。

じんましんの原因

じんましんの原因は非常に多岐にわたります。特定が難しいこともありますが、お子さんによく見られるものを挙げてみます。

原因の種類 具体例
食べ物 卵・乳製品・ナッツ・魚・果物など
感染症 風邪(ウイルス)・扁桃炎・胃腸炎などに伴って
薬剤 解熱鎮痛薬や抗生物質など
物理的刺激 こすれ・寒さ・日光・汗・虫刺され
ストレスや疲労 強い精神的・身体的なストレス
原因不明(特発性) はっきりしたきっかけがないことも多い

小児では、風邪のあとに出るじんましん(感染後じんましん)がよく見られます。

また、「今食べたものが原因かも…」と思われがちですが、実際には体調や他の要因が関係していることも多いです。

じんましんの治療法

当院では、お子さんの年齢・症状の強さ・持続期間に応じて、以下のような治療を行います。

1. 抗ヒスタミン薬の内服

  • かゆみや腫れを抑える薬(アレルギー反応をブロック)

  • 年齢に合った用量で、眠くなりにくいタイプも選択可能

2. 外用薬(塗り薬)

  • 湿疹が強く出ている部位に対し、炎症を抑えるステロイド外用薬などを使用

3. 原因となる食べ物・環境の調整

  • 食事内容や生活習慣の聞き取りから、再発予防のアドバイスを行います

  • アレルギーが疑われる場合は、必要に応じて血液検査や食物除去の指導を行います

4. 慢性じんましんへの対応

  • 1か月以上続く場合は、体質やアレルギー体質が関係していることもあります

  • 日記をつけていただいたり、定期的に薬を服用してコントロールすることもあります

ご家庭でできるケアと注意点

  • 冷やすことでかゆみをやわらげる(保冷剤や冷たいタオル)

  • かかないように短く爪を切る

  • お風呂はぬるめで短時間に(温まりすぎるとかゆみが悪化)

  • 石けんは低刺激性のものを使う

  • 発疹が治まっても、急に薬をやめないように(再発を防ぐため)

また、「皮膚だけではなく、息苦しさや顔の腫れを伴う場合」は、アナフィラキシーの可能性もあるため、すぐに医療機関へ。

じんましんについてのよくある質問

Q1. 症状がすぐ消えたら受診しなくてもよいですか?
A1. 軽い一過性のじんましんなら様子を見ても構いませんが、繰り返す場合や全身に広がる場合は、一度受診をおすすめします。

Q2. 血液検査をすれば原因がわかりますか?
A2. 一部はわかることもありますが、すべてのじんましんが血液検査で明らかになるわけではありません。 状況を見ながら必要性を判断します。

Q3. 食物アレルギーがある子はじんましんが出やすいですか?
A3. はい、関係があることもあります。 ただし、必ずしも食物アレルギーだけが原因とは限りません。

院長より

「突然かゆがって、赤く腫れた。アレルギーかな?大丈夫かな?」と慌てて受診される親御さんはたくさんいらっしゃいます。
じんましんは見た目のインパクトが強いため、不安になりやすい皮膚症状の代表例ですが、多くの場合はしっかりと治療すればすぐに落ち着きます。

私たち「はまかぜ小児科みなとみらい」では、お子さんの症状に寄り添いながら、安心していただけるようわかりやすい説明と、再発予防まで含めたケアを心がけています。
「皮膚のことでも、小児科で診てもらっていいんですね」と言っていただけるような、やさしい診療を提供しています。

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