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はしか

「高熱が続いて、咳もひどく、体に発疹が…」
「海外で流行していると聞いたけれど、うちの子は大丈夫?」
「ワクチンは受けたけれど、はしかにかかることはあるの?」

このような疑問や不安を感じたことはありませんか?
はしか(麻疹)は、子どもから大人までかかる可能性のある、非常に感染力の強いウイルス感染症です。

私たち「はまかぜ小児科みなとみらい」では、予防接種を含めた「はしか」への対策・診療に力を入れています。
正しい知識と早めの行動で、お子さんとご家族を守りましょう。

はしか(麻疹)とは?

はしかは、「麻疹ウイルス」によって起こる感染症で、空気感染・飛沫感染・接触感染によって人から人へうつります。
感染力が非常に強く、1人が感染すると周囲の多くの人に広がるリスクがあります。

主に乳幼児や小児で重症化しやすく、合併症として肺炎や中耳炎、脳炎などを引き起こすこともあるため、早めの対応が重要です。

はしかの症状

感染後、以下のような経過をたどります。

時期 主な症状
潜伏期(約10日) 無症状(体内でウイルスが増殖)
カタル期(発症初期) 高熱・咳・鼻水・目の充血・くしゃみ・全身倦怠感
発疹期(発症後3~4日目) 顔から始まる赤い発疹が全身に広がる・39〜40度の高熱が再び出る・口の中に白い斑点(コプリック斑)が見られることも
回復期 発疹が色素沈着しながら消えていく・体力の回復に時間がかかることも

特に、「いったん熱が下がったと思ったらまた上がり、発疹が出てくる」という経過が特徴的です。

はしかの感染経路と感染力

はしかは空気感染する数少ない感染症のひとつで、マスクだけでは完全に防げません。

  • ウイルスが含まれる飛沫が空気中に漂い、それを吸い込むことで感染

  • 感染者のくしゃみ・咳・会話を通じてウイルスが周囲に広がる

  • 感染者の飛沫が付着したドアノブやおもちゃを触った手を介してもうつることがある

感染者の周囲にいた場合、90%以上の人が感染するとも言われています。

はしかの治療法

現在、はしかに対する特効薬(ウイルスを直接やっつける薬)はありません。
そのため、治療は以下のような対症療法が中心となります。

  • 解熱剤で高熱を抑える

  • 脱水を防ぐための水分・栄養補給

  • 咳・鼻水などの症状緩和の薬

  • 二次感染(肺炎など)を予防するための抗菌薬(必要に応じて)

また、重症化しそうな場合や経過が心配な場合は、入院治療を行うこともあります。

はしかの予防とワクチンについて

はしかを防ぐもっとも有効な方法は、「麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)」の接種です。

ワクチン接種時期 内容
1期(1歳) 生後12〜24か月の間に1回接種
2期(年長児) 小学校入学前の1年間に1回接種

2回接種で約99%以上の予防効果が得られると言われています。

当院では、MRワクチンの定期接種はもちろん、希望者には任意の追加接種や接種状況の確認、母子手帳のチェックも対応しています。

また、海外渡航前など、ワクチン接種歴が不安な場合もお気軽にご相談ください。

学校・保育園への登園・登校について

はしかと診断された場合は、学校保健安全法により**出席停止(医師の許可があるまで)**となります。

  • 発疹が出てから5日以上経過し、かつ解熱していることが復帰の目安

  • 必ず医師の診断に基づいて登園・登校再開をご判断ください

当院では、必要に応じて登園・登校許可証の発行も行っています。

はしかについてのよくある質問

Q1. 予防接種を受けていれば絶対にかかりませんか?
A1. ワクチンを2回接種していればほとんどの方はかかりませんが、まれに軽く感染することがあります。(修飾麻疹と呼ばれます)

Q2. 大人がかかることもありますか?
A2. はい、予防接種を受けていない成人にも感染します。 特に1960年代以前生まれの方や接種記録が不明な方は注意が必要です。

Q3. 妊娠中に感染するとどうなりますか?
A3. 妊娠初期に感染すると、胎児に影響が出るリスクがあるため、妊娠前のワクチン接種が推奨されます。

Q4. 海外での感染リスクは?
A4. 海外では麻疹の流行が見られる地域も多くあります。渡航前には接種歴を確認しましょう。

院長より

はしかは、非常に感染力が強く、重症化のリスクもある感染症です。
ですが、正しい知識とワクチンで予防できる病気でもあります。

「高熱が続いている」「発疹が出てきた」といった時は、必ず事前にお電話のうえでご来院いただくようお願いいたします。
私たち「はまかぜ小児科みなとみらい」では、感染拡大を防ぐための対応体制も整え、必要な検査・診断・証明書の発行にも対応しています。

大切なお子さんとご家族の健康を守るため、少しでも不安があるときは、どうぞ気軽にご相談ください。

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