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咽頭結膜熱(アデノウイルス、プール熱)

咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)は、アデノウイルスによって引き起こされる感染症のひとつで、「プール熱」としても知られています。のどの痛み(咽頭炎)、目の充血(結膜炎)、高熱が主な症状で、特に夏場に流行しやすいのが特徴です。

お子さんが保育園や幼稚園、小学校などで集団生活をしていると、プールやタオルの共用などを通じてうつることがあるため注意が必要です。

私たち「はまかぜ小児科みなとみらい」では、迅速検査での診断や、つらい症状への対症療法を中心に、お子さんの体調を総合的にサポートいたします。駅近(みなとみらい駅徒歩1分)、日曜診療もあるため、急な発熱時も安心してご相談いただけます。

咽頭結膜熱(アデノウイルス・プール熱)の症状について

咽頭結膜熱は、以下のような症状が組み合わさって出現します。

  • 高熱(38〜40℃前後)が3〜5日続く

  • のどの痛み、咽頭の赤み

  • 目の充血、目やに、涙が出る

  • 頭痛、全身のだるさ

  • 下痢や腹痛、嘔吐を伴うこともあり

「風邪かな?」と思っていたら、目が赤くなってきた…というパターンも多く、のどと目、両方に症状がある場合は要注意です。

とくに小さなお子さんでは、食欲が低下し、水分が取れなくなることがあるため、早めの受診と脱水対策が重要になります。

咽頭結膜熱の原因について

原因は、アデノウイルスというウイルスの感染です。特にアデノウイルスの3型や7型が咽頭結膜熱の原因となります。

感染経路

  • 飛沫感染:せき、くしゃみなどのしぶき

  • 接触感染:タオルの共用、目をこすった手指を介して

  • 水を介しての感染:プールの水やビート板の共用など

このような背景から「プール熱」とも呼ばれますが、実際には家庭内や保育施設内など、プール以外の場でも広く感染します。

ウイルスに感染してから発症するまでの潜伏期間は5〜7日程度と少し長めで、発熱などの症状が治ってからもウイルスがしばらく排出され続けるのも特徴です。

咽頭結膜熱の病気の種類について

アデノウイルスには約50種類以上の型があり、それぞれ症状に特徴があります。

ウイルス型 主な症状
3型、7型 咽頭結膜熱(プール熱)
1型、2型、5型 咽頭炎、上気道炎(普通の風邪症状)
8型、19型、37型 流行性角結膜炎(目の症状が強い)
41型 胃腸炎(下痢、嘔吐など)

咽頭結膜熱として診断される場合は、発熱+咽頭炎+結膜炎の三主徴が揃っていることが多いですが、型によっては目の症状が軽いこともあります。

当院では、必要に応じてアデノウイルス迅速検査(10分程度で結果)を行い、診断を確定しています。

咽頭結膜熱の治療法について

アデノウイルスには特効薬がありません。そのため、治療は主に症状を和らげる「対症療法」が中心になります。

主な治療内容

  • 解熱剤(アセトアミノフェンなど)で高熱によるつらさを軽減

  • 咽頭痛に対するうがい薬や鎮痛薬の処方

  • 目の症状が強い場合は、抗菌目薬や抗炎症点眼薬

  • 水分補給の指導(脱水予防がとても大切)

  • 食事は無理にとらず、消化の良いものを少しずつ

※抗生物質はウイルスには効かないため、通常は処方されません。

また、家庭内での感染拡大防止も重要です。

ご家庭で気をつけること

  • タオルや食器の共用を避ける

  • こまめな手洗い、目を触らない

  • 兄弟への感染予防のため、マスク・手指消毒を徹底

登園・登校の再開について

  • 学校保健安全法では、「主要症状がすべて消失した後、2日を経過するまで出席停止」となっています

  • 熱が下がっただけでは登園できませんのでご注意ください

医師が状態を見て、登園・登校のタイミングについてご相談を受けますので、お気軽にご相談ください。

咽頭結膜熱についてのよくある質問

Q1. アデノウイルスは何回もかかりますか?
A1. はい、アデノウイルスは型が多数あるため、型が違えば何度もかかることがあります。

Q2. プールに入ったらすぐうつるの?
A2. 水を介した感染はありますが、タオルや手指からの感染の方が多いと言われています。予防には、目をこすらない・手洗いの徹底が重要です。

Q3. 家族にうつりますか?
A3. はい、大人にも感染することがあります。特に目の症状が強い場合、家族にも結膜炎が広がることがあります。

Q4. すぐに受診すべき症状は?
A4. 以下のような場合は、早めにご相談ください。

  • 高熱が3日以上続いている

  • 水分が摂れない、ぐったりしている

  • 目の充血が強く、痛がる

  • 呼吸が苦しそう

院長より

咽頭結膜熱(プール熱)は、お子さんがかかりやすく、家族内感染も多い疾患です。

私たち「はまかぜ小児科みなとみらい」では、迅速検査や必要な処方を行い、症状がつらい時期を少しでも快適に乗り切れるようにサポートしています。

また、登園・登校再開のタイミングや、兄弟姉妹への対応なども含め、ご家庭での不安が軽くなるよう丁寧に説明いたします。

土曜午後や日曜も診療していますので、平日に通院が難しい方も安心してお越しください。

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