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嘔吐

嘔吐とは「体にとって危険なものが消化管にあるなら、吐き出してしまおう!」という防御反応の1つです。こうしたしくみがあることで、からだは異物や病気から守られているともいえます。

とはいえ、嘔吐はとても苦しい症状です。特にお子さんの吐いている姿を見ると心配でたまりませんが、多くの場合は時間の経過とともに自然によくなっていきます。

ご自宅での管理や医療機関受診のタイミング等、お子さんの看病をしているご家族にとって、少しでも安心材料となれば嬉しく思います。

新生児・乳児の嘔吐

新生児の嘔吐は初期嘔吐とよばれる、生理的な嘔吐がほとんどです。母乳やミルクの飲みすぎで嘔吐することや、空気を飲み込んでげっぷの際に吐いてしまうこともあります。元気で哺乳力が良好であれば問題ありません。

幼児・学童期の嘔吐

保育園や幼稚園など集団生活を始めると、ウイルス性胃腸炎に感染する機会も増えていきます。

吐いたとき、おうちで何を飲ませる?

①最後の嘔吐から1-2時間は様子をみてください。

②最後の嘔吐から1-2時間経っても吐かずに落ち着いていれば少しづつ水分摂取を始めてください。はじめはスプーン1杯程度から始め、10-15分おきに続けます。

③1時間ほど経っても嘔吐がなければ徐々に摂取量を増やしてください。

Q. 水分はどんなものがよいですか?

摂取する飲み物は水やお茶などの糖分・塩分を含まないものではなく、高ナトリウム、低浸透圧のOS-1やポカリスエット、アクアライト等の経口補水液がおすすめです。また、赤ちゃんにとって最良の補水液は母乳・ミルクです。普段母乳やミルクを摂っている場合は普段通り母乳やミルクの摂取をおすすめします。

食事は1日に必要な水分量がしっかりとれるようになってからで問題ありません。

吐いた後のごはんはどうする?(吐き気がおさまってから)

重湯、おかゆ、うどんなどの炭水化物を中心に消化の良いものを少量ずつ食べましょう。

たんぱく質や脂質(チョコレート)、単糖類を多く含む食べ物(ジュース、ソーダ水等)は消化に時間がかかり、腸に負担がかかるので避けましょう。

こんな時は受診をしてください

様子をみる際に大事な目安は「水分が摂れているか」「機嫌や意識がしっかりしているか」「尿が出ているか」の3点です。

・水分がとれない

飲んでもすぐ吐いてしまう/まったく飲めない

・ぐったりしている

目がうつろ/ぼーっとしていて明らかにぐったりしている

・おしっこがでない

半日以上おむつが濡れていない/出ていない

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