メニュー

尿路感染症

尿路感染症(にょうろかんせんしょう)とは、尿の通り道である膀胱や腎臓に細菌が入り込んで炎症を起こす病気です。乳幼児から学童期までのお子さんに比較的よく見られ、特に女の子に多い傾向があります。

「熱だけ出て、他に症状がない」という時でも、実は尿路感染症だったというケースも少なくありません。早期発見・早期治療で腎臓へのダメージを防ぐことが大切な病気です。

私たち「はまかぜ小児科みなとみらい」では、**乳幼児でも採尿しやすい工夫をしながら、必要な検査と丁寧な診察で尿路感染症の見逃しを防ぎます。**土日も診療を行っており、急な発熱でも安心して受診いただけます。

尿路感染症の症状について

尿路感染症の症状は、年齢によって現れ方が異なります。

乳幼児の場合

  • 原因不明の高熱(38~40℃)

  • 機嫌が悪い、ぐったりする

  • おしっこの臭いが強い

  • おしっこの回数が多い/少ない

  • おむつかぶれのような症状

乳児はうまく症状を訴えることができないため、「ただの風邪かと思っていたら尿路感染症だった」ということがよくあります。

幼児~学童期の場合

  • 排尿時の痛み(しみる、痛い)

  • 頻尿(何度もトイレに行く)

  • 尿が濁っている、血が混じることもある

  • 腹痛、腰痛

  • 発熱や寒気

症状からは風邪や胃腸炎と区別がつきにくいため、尿検査が診断の鍵となります。

尿路感染症の原因について

尿路感染症の原因は、主に大腸菌などの細菌が、尿道から膀胱、さらには腎臓へと逆行して感染を引き起こすことです。

主な原因

  • 排尿後の拭き方(後ろから前に拭くなど)

  • トイレを我慢する習慣

  • 水分摂取が少ない(尿が濃くなる)

  • 便秘やおむつかぶれによる尿道周囲の不衛生

  • 尿の流れを妨げる先天的な尿路の異常

女の子は尿道が短く、細菌が膀胱まで入り込みやすいため、男の子よりも感染リスクが高いと言われています。

また、男の子でも包茎が強い場合や便秘がある場合に尿路感染症を起こしやすくなります。

尿路感染症の病気の種類について

尿路感染症は、感染が起こる場所によって以下のように分類されます。

種類 主な症状 重症度
膀胱炎 排尿時の痛み、頻尿、下腹部の違和感、微熱 軽度〜中等度
腎盂腎炎(じんうじんえん) 高熱、腹痛、背部痛、嘔吐、全身倦怠感 中等度〜重症

特に腎盂腎炎では、腎臓に細菌が到達することで高熱が出るため、何度も繰り返す場合は腎臓の機能への影響が心配されます。

当院では、必要に応じて腎エコーや紹介による精密検査もご案内しています。

尿路感染症の治療法について

尿路感染症の治療は、抗菌薬(抗生物質)による治療が中心となります。

治療の流れ

  1. 尿検査で診断(必要に応じて迅速検査+培養)

  2. 抗菌薬の内服(5〜7日間程度)

    • 腎盂腎炎の場合、重症時には点滴が必要なこともあります

  3. 水分摂取の指導

    • 尿の量を増やすことで、自然な「洗い流し効果」が期待できます

  4. 再発予防のための生活指導

    • トイレを我慢しない、拭き方を見直す、便秘の改善など

通院と経過観察

  • 症状が改善しても尿検査で完全に菌が消えたかを確認することが大切です

  • 繰り返す場合には、超音波検査(腎・尿路エコー)や泌尿器科連携による検査をおすすめします

尿路感染症についてのよくある質問

Q1. 熱だけで他の症状がないけれど、尿路感染症の可能性はありますか?
A1. はい、特に乳幼児では熱以外の症状が目立たない尿路感染症が多く見られます。尿検査をしてみないとわからないことも多いです。

Q2. 抗生物質を飲んでもすぐ熱が下がりません。大丈夫?
A2. 効果が出るまでに24〜48時間ほどかかることがあります。水分をしっかり摂って、様子を見ましょう。改善が乏しい場合は再受診をおすすめします。

Q3. 繰り返すのはなぜ?
A3. 排尿習慣や清潔管理の問題、便秘、先天的な尿路の異常が原因になることがあります。一度詳しく検査をすることも大切です。

Q4. 兄弟にうつりますか?
A4. 基本的には人から人へうつる病気ではありません。ただし、タオルやトイレの共用などから不衛生な状態になると、感染のリスクが高まる可能性はあります。

院長より

尿路感染症は、子どもにとってつらい症状を引き起こすだけでなく、将来の腎機能にも関わる可能性のある大切な病気です。ですが、早く気づいて治療を始めれば、多くの場合はしっかり治ります。

「ただの熱かと思ったら尿の病気だった」ということもありますので、気になる症状があるときは、ぜひ早めにご相談ください。

私たち「はまかぜ小児科みなとみらい」では、乳児の採尿方法の工夫や、再発予防まで丁寧にサポートしています。駅から徒歩1分、日曜日も診療していますので、お忙しいご家庭でも通院しやすい環境です。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME