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熱中症

熱中症とは、気温や湿度が高い環境に長くいることで、体温調節機能が乱れ、体の中に熱がこもってしまう状態を指します。
特に乳幼児や小さなお子さんは、体温調節機能が未熟で大人よりも熱中症になりやすいため、注意が必要です。

夏場の屋外だけでなく、室内でも発症することがあるため、症状のサインに早めに気づき、適切な対処をすることが大切です。

「はまかぜ小児科みなとみらい」では、熱中症の診察・点滴治療・ご家庭でのケア方法の指導まで丁寧に対応しております。
夏のレジャーや登園・登校後の体調変化など、気になるときはお早めにご相談ください。

熱中症の原因

熱中症は、体の中に熱がたまり、体温調節がうまくできなくなることで発症します。
とくに子どもは体が小さく、地面からの照り返しの影響を受けやすいため、大人よりも深刻な症状が出やすいとされています。

主な原因

  • 高温・多湿の環境に長時間いる

  • 水分や塩分の補給が不十分

  • 体調不良・寝不足・脱水の状態

  • 激しい運動や長時間の屋外活動

  • エアコンを使わずに過ごしている室内

6月〜9月にかけて特に多く、梅雨明けや急に暑くなった日に注意が必要です。

熱中症によって引き起こされる病気・状態

熱中症は、重症度に応じて3段階に分類されます。
軽症でも放置すると中等症・重症へと進行し、命に関わることもあります。

熱中症の分類

重症度 症状の特徴
軽症(I度) めまい、立ちくらみ、顔のほてり、大量の汗、筋肉のけいれん
中等症(II度) 頭痛、吐き気、ぐったりする、倦怠感、体温が高い
重症(III度) 意識がもうろう、けいれん、返事がない、手足が動かない、高体温(40℃以上)

熱中症が引き起こす合併症

  • 脱水症(体内の水分・電解質バランスが崩れる)

  • 循環障害(血圧の低下)

  • 熱射病(体温調節機能の破綻)

  • 多臓器不全(重度の場合)

お子さんは、自分で体調の変化を訴えるのが難しいため、周囲の大人がしっかりと様子を観察し、早めの対応が求められます。

熱中症の処置や治療法

熱中症の治療は、迅速な体温の冷却と、水分・塩分の補給が基本です。
重症度によっては医療機関での処置や点滴が必要になる場合もあります。

ご家庭での初期対応(軽症の場合)

  • 涼しい場所へ移動(エアコンの効いた室内など)

  • 衣服をゆるめ、うちわや冷風機で体を冷やす

  • 首、わきの下、足の付け根などを冷やす

  • 水分と一緒に塩分も補給(経口補水液などが適しています)

※冷たいお茶や水だけでは、塩分が不足することがあるため注意が必要です。

医療機関での対応(中等症以上)

  • 電解質補正のための点滴治療

  • 体温のモニタリングと持続的な冷却

  • 意識障害がある場合は入院管理が必要になることもあります

「はまかぜ小児科みなとみらい」では、熱中症と考えられる症状には迅速に対応し、必要に応じて点滴も行っています。
また、脱水を疑うときには尿検査や体重測定も組み合わせて、状態をしっかり確認します。

熱中症についてのよくある質問

Q1. 室内にいても熱中症になりますか?
A1. はい、エアコンを使わずに過ごしている室内や、風通しの悪い部屋では熱中症が起こることがあります。特に寝ている間の脱水にも注意が必要です。

Q2. どんな飲み物を与えるのがいいですか?
A2. 経口補水液(OS-1など)や、イオン飲料(アクアライト等)がおすすめです。お茶や水だけだと塩分が足りず、かえって脱水が進むことがあります。

Q3. 子どもが汗をあまりかかないのにぐったりしています。大丈夫でしょうか?
A3. 汗が出ていない場合、体温調節がうまくいっておらず、重症の熱中症の可能性もあります。すぐに医療機関に相談・受診してください。

Q4. 一度熱中症になったら、またなりやすいですか?
A4. はい、その後1週間ほどは再発しやすい状態が続くため、無理をさせずに安静を心がけてください。

Q5. プールに入ると熱中症にならないの?
A5. 水に入っていても、直射日光や長時間の活動で体温が上がり、熱中症になることがあります。休憩や水分補給は必要です。

院長より

夏になると、毎年多くのお子さんが「ぐったりしている」「顔が赤くて熱い」「吐き気がある」といった症状で来院されます。
中には、保護者の方が「日焼けだと思っていた」「眠いのかと様子を見ていた」というケースもあります。

お子さんの体調変化はとても繊細で、熱中症は“気づいたときには重くなっている”ことがあるため、早めの受診がとても大切です。

私たち「はまかぜ小児科みなとみらい」では、熱中症の診療はもちろん、ご家庭でできる予防や対策についても丁寧にご説明しています。
土日も診療しており、外出やイベント後の体調不良にも対応可能です。ぜひ、安心してご相談ください。

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