脱水症状
脱水症状(だっすいしょうじょう)は、体内の水分や電解質(ナトリウムやカリウムなど)が不足する状態のことです。
子ども、特に乳幼児は大人よりも体の水分量が多く、代謝が活発なため、脱水を起こしやすいのが特徴です。
下痢や嘔吐、発熱、汗をかくなどの原因で体から急に水分が失われると、脱水症状に陥ることがあります。
「はまかぜ小児科みなとみらい」では、脱水症状の早期発見と迅速な対応を心がけており、必要に応じて点滴治療や専門医療機関への紹介も行っています。
脱水症状の原因
脱水症状の原因は、水分の摂取が不足すること、あるいは体の外に過剰に水分が出てしまうことにあります。
主な原因
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下痢・嘔吐
ウイルス性胃腸炎や細菌感染などによる脱水がもっとも多く見られます。 -
発熱
体温が高いと体の水分が失われやすくなります。食欲も落ちやすいため、補給量が減ることで脱水に。 -
高温環境での活動・発汗
夏場や運動後など、汗をたくさんかいたあとに水分補給が足りないと起こります。 -
授乳・水分摂取不足
特に乳児では、母乳やミルクの飲みが悪いとすぐに脱水になることがあります。 -
病気でぐったりして水分が摂れない状態
脱水症状によって引き起こされる病気
脱水症状が進行すると、全身の臓器に影響を及ぼす重大な状態につながることがあります。
関連する病気・状態
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重症脱水
点滴や入院が必要なほど、水分・電解質が大きく不足した状態 -
けいれん(熱性けいれんなど)
高熱や脱水によって脳が刺激され、けいれんを起こすことがあります -
意識障害・ショック状態
極端に脱水が進むと、血圧が下がり意識が低下する重篤な状態に -
腎機能障害
脱水が長引くと腎臓に負担がかかり、尿が出なくなることがあります
脱水を防ぐには、早期に気づいて水分・電解質をしっかり補うことが何よりも大切です。
脱水症状の処置や治療法
脱水の治療は、症状の重さに応じて「経口補水」または「点滴」が選ばれます。
軽度の脱水(自宅で対応できるレベル)
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経口補水液(ORS:オーアールエス)の摂取
・市販の「OS-1」や「アクアライトORS」など
・少量ずつ、こまめに与えるのがポイントです -
水分が摂れる場合は自宅で経過観察
・熱があっても、飲んで尿が出ていれば様子を見てもOK
中等度以上の脱水(要医療機関受診)
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水分がとれない・嘔吐がひどい場合
→ 口から水分がとれない時は点滴治療を行います -
ぐったりして元気がない、泣いても涙が出ない、口が渇いている
→ 脱水の進行サインです。早めの受診をおすすめします
当院での対応
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脱水の重症度を評価し、必要に応じて以下を行います
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経口補水療法の指導
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点滴療法(静脈内補液)
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感染症や発熱の原因の検査と治療
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他院への紹介(重症例)
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脱水症状についてのよくある質問
Q1. 脱水症状の見分け方は?
A1. 次のようなサインに注意してください。
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唇が乾いている
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おしっこの回数が少ない
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泣いても涙が出ない
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ぐったりしている
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手足が冷たい
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目が落ちくぼんでいる
Q2. 水ではだめですか?経口補水液でなければ?
A2. 水だけではナトリウムなどの電解質が補えません。脱水時には必ず「経口補水液」がおすすめです。
Q3. 嘔吐してしまいます。どうやって水分をとらせれば?
A3. 1回にたくさん飲ませず、スプーン1杯ずつ5〜10分ごとに与えるなど、少量ずつがポイントです。
Q4. いつ受診した方がいいですか?
A4. 以下のような時はすぐにご相談ください。
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水分がとれない
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おしっこが半日以上出ていない
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意識がぼんやりしている
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繰り返す嘔吐や高熱が続いている
院長より
脱水は、風邪や胃腸炎、発熱など日常的な病気に隠れて起きることが多いため、見逃されやすい症状です。
特にお子さんは自分で「のどが渇いた」と言えないこともあり、保護者の方の観察がとても大切になります。
「なんとなく元気がない」「熱があるのにミルクを飲まない」など、小さな変化が脱水のサインかもしれません。
私たち「はまかぜ小児科みなとみらい」では、脱水を含め、全身状態を総合的に判断して必要な治療をすぐにご案内しています。
土日も診療していますので、気になるときはどうぞ遠慮なくご相談ください。
